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木の色と香り
【2】木材の匂い
木材のにおいは、樹種の特徴。長所にも欠点にもなります。
木曽ひのきから抽出した入浴剤。
詳しくは:木づかい製品をご覧下さい。
 伐採直後の生材は、何らかのにおいがあります。乾燥などの工程を経ると、においはほとんど感じられなくなる場合が多いのですが、材によっては強いにおいが長く残る場合もあります。
 たとえば、法隆寺の柱などに使われている樹齢1,000年以上のヒノキは、伐採後1,300年を経過しているにもかかわらず、その表面をカンナで2〜3ミリ削ると、ヒノキ特有のにおいが漂うそうです。におい成分の寿命の長さには驚かされます。木のにおいは、ヒノキのように材の価値を高める特徴となったり、逆に悪臭を放つアンチアリス材のように、材の欠点になるものもあります。また、微量のにおい成分によって金属が腐食される場合もあり、木材を利用する上で問題になっています。
 材に含まれるにおい成分の量は非常にわずかですが、各樹種を特徴づけるうえで大きな役割を果たしています。におい成分は揮発性物質で、植物体から水蒸気蒸留によって得られる精油の中に含まれます。多くは液体ですが、ショウノウのように固体の化合物もあります。
 木材のにおいがつくられる原因は、第一に、樹木本来の生理活動によって生産される場合、第二に、木材成分が微生物などによって分解された結果、材本来の成分ではない物質が生産される場合の2通りがあります。
 材本来のにおい成分としては、テルペノイド類、芳香族類、アルカロイド類などが多く、悪臭の成分としては、低級脂肪酸類などが多く見いだされています。悪臭成分は親水性の物質であるため、木材中の水分などに強く保持されています。悪臭を材から完全に除去することは非常に困難で、決定的な方法が確立されていないため、木材を伐採した後、運搬、貯木、製材、乾燥に至るまでの管理に注意を払い、悪臭を生じさせない予防策を立てることが必要です。
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