
コンピュータ・グラフィックによって作成した「まさ目模様」の「不自然さ」と「自然さ」(京都大学・仲村匡司先生提供)
樹木の年輪の間隔は、“1/fゆらぎ”と呼ばれるゆらぎが存在することが知られています。京都大学の増田稔先生らは、官能評価によって、木材の視覚的イメージを調べ、第1にこのゆらぎが人に“自然”で、“豪華”な印象を与えること、第2に木目の非交差性が“感じのよい”印象を与えること、第3に木材は外装材のようなマクロな形から細胞オーダーのミクロなパターンに至るまで複数の相から成り立っており、この複数の相が木材製品に“深み”と“味わい”を与えていること、第4に節のある材は“自然”で“感じの良い”印象を与えることを明らかにしています。