
図1 面密度と周波数の積(M×f)と音響透過損失(TL)の関係
久我新一:遮音材料、技報堂出版、p.29(1978)
図1は、面密度と周波数の積から音響透過損失を求める計算図表です。この図からわかるように、音響透過損失は、壁の面密度(単位面積あたりの質量で、密度×厚さ)が高いほど大きくなります。一般に遮音材と呼ばれているものには、密度が2g/cm3を越えるものもあります。それに比べて、木材の中にはリグナムバイタなどのように密度が1g/cm3を越える樹種もありますが、木材の密度はおおむね1g/cm3以下ですから、木材で遮音効果を出すためには工夫が必要です。